青年のための読書クラブは、柔らかなクリーム色の制服を身にまとった
年頃の清楚でおだやかな良家の女学生たちの
のなかで、どこか、すこしばかりずれた少女
たちが集う、旧校舎の裏の、雑木林のそのまた裏の、崩れかけた赤煉瓦ビルの3階の、廊下の一番奥の、赤黒いドアにかかった古い木の看板に「読書倶楽部」と書かれた、やはり校内でも“変な奴ら”のた
めの集まりと認識されている、そんな部活である。
彼女らは、こ
の壊れた地球儀や、古びたドレス、それに古い本、などなどがごちゃごちゃとある部室に静々と通い、古びたティーカップで紅茶をすすりながら、思い思いのアンティークの椅子に座り、
読書に耽っている。
なお、この文章は、読
書クラブについての説明であり、この本の本質、つまり聖マリアナ学園の正史には残らぬ、もうひとつの歴史、暗黒の歴史についての説明ではない。そちらのほうはぜひ、この「青年のための読書
ク ラブ」を読んで、理解していただきたい。
今日のpokaの調子

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